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2026/06/01 12:00

おかげさまで、仲村の家具は創業80周年を迎えます。

1946年の創業以来、私たちは地域の皆さまの暮らしに寄り添いながら、家具をお届けしてまいりました。

振り返れば、この80年という年月は決して私たちだけで積み重ねてきたものではありません。


新しい暮らしを始める時に家具を選んでくださった方。


ご結婚やご新築の節目にご来店くださった方。


お子さまの成長に合わせて家具を買い足してくださった方。


そして親子二代、三代にわたって仲村の家具をご利用いただいているご家族。


本当に多くのお客様とのご縁によって、今日の仲村の家具があります。

私たちは普段、「家具を販売する仕事」をしています。

しかし実際には、家具そのものをお届けしているというよりも、お客様それぞれの暮らしの時間に関わらせていただいているのだと感じています。


家族で囲む食卓。


お気に入りの椅子で過ごす読書の時間。


休日のゆったりとした朝。


一日の終わりにほっとひと息つく瞬間。


家具は主役ではありません。

けれど、その時間を支える大切な存在です。

だからこそ私たちは、単に流行や価格だけで家具を選ぶのではなく、「長く使い続けられること」や「暮らしに馴染むこと」を大切にしてきました。

それは創業当時から変わらない、仲村の家具の考え方でもあります。

そして80周年という節目を迎えるにあたり、私たちは改めて考えました。


「これまでの感謝を、どのような形でお伝えできるだろうか。」


私たちが作りたかったのは、単なる記念品ではありませんでした。

80周年だから一度だけ作るものではなく、暮らしの中で使い続けていただけるもの。


手に取るたびに少し嬉しくなるもの。


そして、仲村の家具らしい想いが込められたもの。


そんなものを作りたいと考えました。

そこで今回、80周年のオリジナル商品づくりに取り組むことになりました。

ただし、「オリジナルだから特別」なのではありません。

大切にしたかったのは、私たちの考え方や価値観を形にすることでした。


どんな素材が心地よいのか。


どんなデザインなら長く愛されるのか。


どんな存在なら暮らしに自然に寄り添えるのか。


そんなことを一つひとつ考えながら、企画を進めていきました。

その結果、生まれたのが二つのオリジナル商品です。


一つは、長年多くの方に愛されている近沢レース店とのコラボレーションによるオリジナルハンカチ。


もう一つは、飛騨の家具づくりを代表する日進木工とのコラボレーションによるオリジナルダイニングテーブルとチェアです。


どちらも性格はまったく異なります。


ハンカチは、日々の暮らしの中で気軽に使っていただけるもの。


ダイニングは、これから先何十年と使い続けていただく家具です。

けれど共通していることがあります。


それは、「毎日の暮らしに寄り添う」ということ。


派手さではなく、心地よさ。


一時的な流行ではなく、長く続く価値。


使うほどに愛着が増していくこと。


私たちが家具選びで大切にしてきた考え方を、そのまま形にしたような商品になりました。

80周年は、私たちにとって大きな節目です。

しかし同時に、それはゴールではありません。

むしろ、これから先の未来に向けた新しいスタートだと考えています。

時代が変わり、暮らし方が変わっても、人が心地よく過ごしたいという想いは変わりません。

だからこそ私たちは、これからも家具を通じて暮らしの時間をご提案していきたいと思っています。

そして、その想いを形にした今回のオリジナル商品について、このブログシリーズで少しずつご紹介していきます。


なぜハンカチを作ったのか。


なぜダイニングを作ったのか。


どんな想いを込めたのか。


どのような方々と一緒に作り上げたのか。


その背景も含めて、お伝えできればと思います。

80年間支えてくださった皆さまへの感謝とともに。

そして、これから出会う皆さまへのご挨拶として。


次回は、80周年オリジナルハンカチについてご紹介します。

日々の暮らしにそっと寄り添う一枚に込めた想いを、お話ししたいと思います。